未弐の夢事典へ

【金縛り*】…《金縛り》とは、「夢を見ている時に、身体(筋肉を動かす脳)は勿論まだ眠っているが、意識だけが覚醒し、無理に身体を動かそうとして自分の意志では動かせないことに気付く」現象。夢が進行している間は、身体が動かない様に脳のしくみが働いている(脳の指令が抑制されている)為。この場合、動こうとすると益々動かせなくて焦るので、「いずれ目が覚めるだろう」と、タカをくくって諦め、また眠りにつくのが良い。人間は暗示にかかりやすい為、身体が動かない‘恐れ’が、‘幽霊’の存在となって現れる。このことは自分達がそうだと信じ込んでいる全ての‘真実’にも適用出来る。つまり、心の‘内的な現実’として自らその真実を作り上げているのだ。‘恐怖’が‘幽霊’を作り出す様に。夢の中で金縛りに遭ったり、麻痺するのも「心が麻痺した状態」と言える。宗教的人物等が麻痺した人を治癒させる事があるのは、その人の持つ罪悪感や恥・内的葛藤・不安・不全感・恐怖感等を除去したことを示している。 ※自分の心の中の恐怖感やマイナス感情と波長が合って、本物の浮遊霊や自縛霊を呼び寄せ、(身体はまだ眠っているのに)意識だけが目覚めて《金縛り》になることもあるかもしれない。どちらにしても幽霊が現れたら、幽霊に対する恐怖感を捨て、理解と愛情を示しつつ、自分はまた熟睡することに専念した方が良いだろう。 →【怖い*】【麻痺】【幽霊】 *摘要に戻る




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