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2016/06/16

今、世界が注目している、日本の縄文遺跡



随分と久し振りの記事の更新です。しかも古いネタで(^_^;)
と言っても、今も世界が注目している事実に間違いは無いのですが。

去年(2015年)の11月8日にTV放映された、放送90年記念番組『NHKスペシャル!アジア巨大遺跡第4集 縄文 奇跡の大集落 ~1万年 持続の秘密~』をご覧になった方はいらっしゃいませんか?

NHKにしては(?)珍しく、真実を伝えている(と感じた)貴重な番組だったのです。 メインタイトルを‘アジア巨大遺跡’とし第4集に縄文を持ってくることで、目くらましになって、企画が無事に通ったのでしょうね。第1集 カンボジア アンコール、第2集 ミャンマー バガン、第3集 中国 始皇帝陵、そして第4集 日本 縄文 ですから~

日本もアジアよ~ 地球人も宇宙人よ~!っと。

日本の原点:縄文の素晴らしさを取材し番組にしようとした良心的な制作者の知恵が、上手い具合に功を奏したのだと感じます。放送前からスポット番宣:
「いにしえのアジアの文明から、現代に通じる叡智を探る」 「従来の文明論を揺るがす縄文の真の姿」
「西洋の考古学の枠組みを大きく変える発見」
「縄文人は1万年以上に渡って崩壊することのない持続可能な社会を築くという偉業を成し遂げた(カリフォルニア大学ジャレド・ダイアモンド教授)」
~等を偶然見て、これは皆様に是非ご覧になるよう、お知らせしなくては~と思いつつ、やっぱりちゃんと観てから記事にしよう~と考えながらも、観たのに、良かったのに、色々な理由で記事にする機会を逸し、今になってしまった次第。
再放送が11/13や12/24にもあったので、またいつかあると良いですね。

* * *



旅行するなら温泉めぐりも良いけれど、縄文遺跡巡りもしたいなぁ~と常々考えていたところ、丁度、最近読ませて頂いた、ミナミAアシュタール著『夢を叶えたいなら、その夢に「名前」をつければいいんです。』でも話題に登っていたので、ホームページの記事にしたいと思っていた事を思い出しました…

相変わらず前置きが長い…(((・_・;

* * *



この番組では縄文遺跡は、日本最大級の青森県 三内丸山遺跡(一部復元されている)を紹介しているだけでしたが、同じく青森県の大平山元I遺跡では、世界最古の土器が発掘されています。日本最古であり、世界最古。

縄文遺跡って、日本各地に沢山あるのは皆様ご存知ですよね?
ちなみに近畿で初めて発見された貝塚(鳴神貝塚)がある和歌山県には、百数十カ所も、縄文時代の遺跡が見つかっているのです。けれども何故か、発掘調査はほとんど行われていません。

発掘調査を行うと、縄文時代が如何に弥生時代よりも洗練され、高度な文明とも言える一時代を築いていたか(しかも1万年以上もの間)が、バレてしまうからですね。
バレると、長年に渡って教えてきた、「未開で未発達な縄文文化よりも進化した弥生文化というものが、大陸から伝わって来た~」というのが大ウソである事も分かって困るからですね。誰が!?(笑…っておこう)

大陸から進化した文化が伝わったのではなく、高度で豊かな洗練された日本の縄文文化が、大陸から来た粗野な弥生文化に滅ぼされた、或いは侵食されたと考えるべきでは?

高度な文明を持つメキシコのマヤが、横暴なスペインに支配され滅ぼされたのと似ている気がします。

美しいもの正しいものは、弱く脆くて儚い。
波動の精妙で軽い(高い)世界は、重くて荒い(低い)波動に引き摺られやすい。
…真理ですよね。

それにしても私達は、何からナニまであらゆる嘘を教えられてきています。早く皆(私含む)が、もっと気付いて真実をどんどん学びたいものです。

* * *



さて、縄文遺跡の番組ですが、世界を驚かせ高い評価を得ているのは、縄文時代の暮らしぶりが、世界のどの地域でも見られないということ。
高度な建築技術を要する、巨大な6本の柱が並ぶ高さ15メートルの謎の木造建造物(灯台?)。32メートルもの長さの立ち並ぶ、大型住居(集会所?)。計画的に整備された、道路や土木工事跡。世界の常識を覆す巨大集落。暮らしを彩っていた、今も色褪せない漆製品。世界で最も古く芸術性と機能性が高い土器や神秘的な土偶。文化的な生活を示す宝石や装身具…等が調査発掘されているそう。

そして(メソポタミア・古代エジプト・インダス・黄河~の四大文明の様な)本格的な農耕を行わず(木の実が成る四季折々の豊かな森と温暖な海があったため、敢えて大陸から伝わる農耕を受け入れず)、縄文独自の狩猟採集をしつつも定住して1万年以上もの間、持続可能な社会を築いていたこと(人類史上、類い稀な、世界で最も豊かな狩猟採集民)。それは、生産性の高い日本の自然環境のお陰…。

縄文人は、自然環境全体を持続的に利用する方法を発展させた。四季の恵みを暮らしの中に巧みに取り入れる知恵があった。それが一万年以上に渡って定住生活を持続させた秘密…。

番組では、最後に「縄文の知恵が私達の未来へ続く道を照らしている」…と締めくくっています。

* * *



自然との調和があってこそ、ですよね。自然を持続的に活用出来れば、地球の環境破壊もあり得ません。
縄文には、特別な支配者も居なかった様です。

何故もっとあらゆる場所で、発掘調査を行わない! 色々な事がさらに沢山、明るみに出そうなのに。一部では、最先端の科学調査が始まっているらしいですが。

ミナミAアシュタールさんの夢は、題して『縄文時代復活…みんなで楽しく暮らせる、じょうもんの村を作るぞ大作戦』だそうで。

次元上昇中の今、目指す五次元の世界は、かなり~相当、滅茶苦茶~懐古主義的ではありますが、この‘縄文時代’にこそ、大いなるヒントが隠されていそうです。



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